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真夏のクリスマスローズ

先日久しぶりにひろさんから連絡があり、「X-E1」の使い心地を聞かれたのですが、
どうしたのか聞いてみるとコンタックスのレンズをデジカメで使ってみようとのこと。

コンタックスのレンズというのは、「RTS」や「Aria」に代表される、
コンタックスのフィルムカメラをヤシカが製造販売をしたいわゆるヤシコンと言われるレンズである。
(今のパナソニックがライカのレンズを製造販売しているパナライカのようなもの)

そうなると考えられるのはマウントアダプターを介してミラーレス機に装着すること、
その中でもマニュアルレンズを使うのであればEVFが必須だろうし、
現状でフルサイズのミラーレス機はないのでAPS-C機が最有力だが焦点距離が1.5倍になってしまう。

そこで登場するのがメタボーンズの「スピードブースター」という新しいマウントアダプターだ。
これはAPS-C機で35ミリ判レンズのフルサイズ撮影が可能になるという魔法のマウントアダプターだ。

このスピードブースターは補正レンズ搭載していて、これによって焦点距離が0.71倍になる。
このように焦点距離を短くするレンズを、レデューサーレンズというのだが、
50mmレンズを例に取ると、50mm×0.71倍=35.5mmとなり、この状態でAPS-C機に装着することで、
35.5mm×1.5倍=53.23mmとなり、おおむね50mmレンズをフルサイズで使えることとなる。

スピードブースターにはもうひとつ利点がある。それはレンズの明るさだ。
スピードブースターを通過した光はひとまわり小さいイメージサークルに集約されるため、
通常撮影よりも1段明るくなる。50mm/F1.4を例に取ると、
スピードブースターを経由することで「53.23mm/F1.0」となるわけだ。
しかし、F1.0並みのボケ味が得られるわけではなく、
あくまでフルサイズ用レンズの画角と描写傾向をAPS-C機で再現するといった感じらしい。

現在、ヤシコンマウント対応のスピードブースターはフジフイルム用とソニー用となっているため、
必然的に現行のミラーレス機でEVFが搭載されているAPS-C機をピックアップしていくと、
候補に挙がるのがフジフイルムの「X-E1」、ソニーの「NEX-6」、の2台となる。

あとひとつ、ヤシコンレンズをフルサイズで撮影する方法がある。
それはキヤノンの「EOS」を使う方法だ。EOSシリーズはフランジバック44mmと短く、
フィルム時代から「M42」「ペンタックスK」「オリンパスOM」「ニコンF」と
様々なマウントアダプターが存在した。

「ヤシカ/コンタックス」マウントもそのひとつで、現行の「EOS 5D」や
「EOS 6D」などでコンタックスレンズを楽しむことができる。


とまぁ、ヤシコンレンズをフルサイズで楽しむ方法をいくつか紹介したが、
じゃあこれをどういったカタチでいくら出して遊ぶのだということになる。

ちなみにメタボーンズの「スピードブースター」のヤシコンレンズ用は、
49,800円とそこそこのお値段だ。

そうなると新品か中古の「X-E1」か「NEX-6」で遊ぶにしても、
どちらも60,000円前後なのでアダプターと併せて10万円以上の出費は確実である。

ひろさんに聞いたところ、以前からEOS用のヤシコンアダプターを持っているということなので、
「EOS 5D MkⅡ」の中古も考えたが、調べてみると中古でも未だ13万円くらいするので、
結果似たような出費となってしまう。だったらもう少し出して最新の「EOS 6D」なんて(爆。

あとはスタイルだ。ヤシコンのレンズはほとんどが大きくて重たい。
そうなると、ミラーレス機だとアダプターも含めてボディよりもだいぶ重く大きくなり、
フロントヘビーとなってしまいカッコ悪い。
では「EOS 5D MkⅡ」ならばバランスもよくカッコイイが、だいぶ大げさなシステムとなってしまい、
スナップ撮影に持ち出して気軽に「遊ぶ」というレベルじゃなくなってしまうような気が・・・。

で、ここはフルサイズ撮影はあきらめてもらい、「EOS Kiss X7」というのも考えてみた。
これならば多少フロントヘビーにはなるが、ミラーレス機ほどではないし、
なにより小型軽量でスナップ撮影にはもってこいだ。

中古価格は56,800円だが、新品のレンズキットが61,800円なので
キットレンズを売ってしまえば中古価格よりも安くなるので、
いままでで一番リーズナブルなセレクトとなる。
ひとつ問題が残るとすれば、ファインダーの見え具合で、
どのくらいピントの山がつかみやすいかといったところだろうか・・・。

ということで、「X7」はあとで僕が引き取りますので、こんな感じでどうでしょうか(笑。
えっ?もう買っちゃいましたか?
 
 

Comments

 
でも、リヤコンつけたレンズがコンタックスと言えるのかどうか...
ニコンの補正レンズ(こっちは無限遠を出すためのものですが)付きマウントコンバータの人気がないところから、難しい所ですね。
monさん 
なんでもカルドウェルフォトグラフィック社というところが設計した4群4枚のコーティングの施されたレンズだということで、雑誌では「周辺部がごくわずかに甘くなるものの、中央部はむしろ解像感が上がり、画質劣化はほぼ気にならなかった」とあるが、まぁそれも主観なんで何とも言えないでしょう。当然、装着するレンズとの干渉も注意しなければいけないのでバックフォーカスの長いレンズとかは無理かもね。

ともあれベストの組み合わせは「EOS 6D」かな。

 
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管理人の”Chamber"(チェンバー)といいます。日記を中心に、最近買った物や今使っているオススメのモノを紹介したり、居候ネコ「もこ」の日常をレポートします。

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