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そのままで

以前も書いたように、今年になってカメラ業界の一眼レフカメラとミラーレスカメラの棲み分けが
ハッキリしてきた。それは、今回のCP+をみても明らかなように思えた。
ソニーだけは未だにどっちつかずのようだが、ブースを見る限りはミラーレスを第一に推していた。

そんな中、キヤノンは、フジやニコンのような最近のトレンドのレトロスタイルなデザインとは
距離を置いていると言っていた。

オリンパスのPENに端を発するレトロスタイルカメラは現在のトレンドと言ってもいいだろう。
そして、そういった流れを、懐古主義だとかユーザーに媚を売っているだとか言う輩もいる。

たしかに、ニコンのようにカメラじじぃ向けに、既存のシステムを流用して、
「Df」のようなデジカメを造るのは懐古主義だとか言われても仕方ないことかもしれないが、
オリンパス「E-P1」や富士フイルム「X-Pro1」、ペンタックス「Q」などは、
新しいコンセプトで造られたものだから、あれはひとつの工業デザインだと捉えるべきだと思う。
特にオリンパスの「OM-D」は、往年のOMテイストを現代風のデジカメと融合させて、
うまく昇華させた秀逸なデザインだと思う。

キヤノンは、元々、レンジファインダー、一眼レフ、AF化と、時代のトレンドが大きく動くたびに
システム全体を変えてきたメーカーであるから、レトロスタイルという概念がないのかもしれない。

だからといってレトロスタイルをただの流行と捉え、浅ましい行為だというのは、
キヤノンは孤高の存在でありミーハーな流行やブームに乗らないと言っているようだが、
以前、キヤノンは、ミラーレスや大型センサーのデジカメには興味がないとを言っておきながら、
その後「EOS-M」と「G1X」を造っている。

どちらも新しいコンセプトのカメラのはずなのに、新たなコードネームを考えず、
結局、「EOS」と「G」シリーズのネームバリューにあやかっている。

それゆえキヤノンは「G1X Mk2」をレトロスタイルにしなかったと言っているが、
だったらもっと攻めたデザインにして欲しかった。
過去のAPSカメラ「EOS-IXE」のデザインで「G1X」が出たら欲しかったのになぁ。

5年前のデジカメは、まだ、デザインよりも技術的な性能の向上が優先されていた。
しかし、その技術も成熟した今は、ユーザー自身が性能差でカメラを選ぶのではなく、
所有欲も満たしてくれるカメラを選ぶのではないだろうか。

これからのカメラメーカーは、コレで撮りたいというカメラも必要だけど、ユーザー自身が、
コレを持ちたいというカメラも造っていってもらいたいと思う。
 
 

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管理人の”Chamber"(チェンバー)といいます。日記を中心に、最近買った物や今使っているオススメのモノを紹介したり、居候ネコ「もこ」の日常をレポートします。

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