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なんてボヘミアン

前回紹介した「Industar-69 28/2.8」は、元々、旧ソ連のベラルーシの
首都、ミンクスにある光学企業の集合体「BelOMO」というメーカーの
「チャイカ-2」というレンズ交換式(?)ハーフカメラのレンズである。

Chaika-II_07.jpg

この「Industar-69」のマウントはM39で、ライカLマウントと同じなため、
ネットで検索するとミラーレスカメラに付けている記事が山ほど出てきます。

ただマウント径は同じでも、チャイカ-2のフランジバックはライカLよりも
0.8mmほど短いため、Lマウントアダプターを使っても
接写(中間)リングを付けたような状態になって、無限遠が出ません。

すると皆さんこのレンズを改造して使っているようです。
Lマウントで無限遠を出すためにヤスリで削ったり、無限遠ストッパーネジをはずしたり、
果てはLマウントアダプタの方を削ったり、いろいろ荒技を繰り広げている人がいました。

しかし、そんな荒技を使わなくても無限遠を出す方法が書いてある記事を見つけました。

DSCN4701.jpg

レンズの鏡胴の周囲、距離目盛りのところに3カ 所ある小さなマイナスネジをゆるめると、
レンズの先端部カバーがはずれます。

DSCN4703.jpg

中はとてもシンプルな構造ですね。レンズ部分をつまんで、回すことが出来ます。
(反時計方向いっぱいに回すとレンズ部分がはずれるので、グリス調整ができる。)
カバーをはずしたままの状態でLマウントアダプタを介してデジカメに取り付け、
レンズ部分を回してなるべく遠いものに焦点を合わせます。

DSCN4698.jpg

そのままレンズを回さないようにして、距離指標に∞が合う位置にカバーをかぶせ、
鏡胴周囲のネジを締めれば完成。(ヤスリやニッパーは必要なし)

そうするとチャイカ-2での正しい状態から少しねじ込んだ状態になるので、
レンズの厚みが更に薄くなって格好も良くなります。

DSCN4702.jpg

このレンズでは、焦点調節範囲が∞から0.8mに制限されているのですが、
カバーをはずしたときに見える2本のネジがカバー裏のネジと当たることで、
この制限がかかるようになっている。

このネジを1本ゆるめて外せば、0.8mの目盛りを通り過ぎて約一周回せるように
なるので、最短撮影距離は約0.45mとなり使い勝手が良くなります。

もっともこのネジは先端部カバー部にもあって、これを外せば最短撮影距離が
もっと短くなります。ただ、注意しないとレンズ自体が外れてしまいます。

次は実写テストです。
 
 

Comments

はじめまして 
このサイトを見て、ピント合わせに成功しました。とてもかんたんでした。ただ、絞りの指標がズレてしまいました。これを合わせるにはどうしたら良いのでしょうか?
くまさま 
はじめまして。

こんなブログでも役に立ったようでなによりですw
絞り指標がズレる件ですが、ボクも検索して、
他の方がしているのを参考にして改造したので、
たいしたことは言えませんが・・・

みなさん何かしらの方法で、別の印を付けているようですね。

たぶんですが、この改造をすると、距離目盛の指標を取るか、
絞りの指標を取るか、二者択一しか無いようです・・・。

ボクは、ピントは液晶で拡大表示して合わせるので、
鏡胴内のピンをすべて外したから、絞り指標を取りました。

距離目盛を無視して、絞り指標を合わせるには、ヘリコイドを
締め込んだ状態で、前面のカバーのネジを緩めて、
絞りの目盛を正しく合わせてネジを締め込み固定すればOKです。

役に立たなくて申し訳ありません。
 
インダスター69には何種類かあるようです。削らなくてもいいタイプと削らないと無限遠がでないのがあるようなので、今回のは削らなくていいタイプだったんでしょう。
くまさま 
ボクもの削らなくてもいいタイプでした。
加工が楽で良かったんですけどねw

 
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