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制服の羽根

デジタルカメラ時代のレンズは、個性が無くてツマラナイなんてよく言われますね。

銀塩時代の昔のレンズは、レンズ設計やコーティングなどが、現代のレンズよりも
劣ります。ゴーストやフレア、歪曲などの収差などが写真に様々な影響を与えるため
こういった現象が(他にもあるが)個性となって、現代のレンズと差別化される。

現代のデジカメ用に最適化された高性能レンズは、ゴーストやフレアは、高性能な
マルチコートによって遮断され、様々な収差や周辺減光などは画像処理エンジンに
よって補正されるため、開放からシャープな画像が得られ、絞り込んでも画質面で
大きな変化がないため、どのレンズで撮っても同じクオリティの写真が撮れる。

そのため、最近のレンズは個性がないとよく言われるのであります。

個人的にはゴーストや収差、周辺減光などは、レンズの個性と言うよりは、
写真を演出するための重要な要素(効果)のひとつだと思っています。

このレンズだからとかではなく、「写真を撮る」と言うことは「レンズを通して撮る」
ということでもあるので、レンズの影響というのは甘んじて受けるべきだと考えます。

せっかくカメラで撮影してるのだから、そういうことも楽しまなきゃ。
写真にそういう効果は必要ないと思っている人は、別にカメラで撮る必要はなくて、
スキャナで十分なんじゃないかとも思います。



では、ここで先ほど述べた、ゴーストやフレアなどに付いておさらいしましょう。
 

カメラで撮影した際に、被写体として存在しなかった物(光)が写ることがあります。
そして、その現象の原因別に名称があるので紹介します。
(本来は、こういった現象の総称をフレアと言いますが、ここでは区別します)

フレア

太陽光などの強い光に向けて撮影した際、レンズ面や鏡胴内で光が反射して発生する
光のカブリ現象です。画像の一部や全体が白っぽくなり、シャープネスを奪います。
カメラすべてでおこる可能性があり、レンズフードなどを使うと軽減できます。

yoyogi-002.jpg

レンズフードなどで、フレアが発生しないようにハレ切りと呼ばれる作業を行いますが、
これは慣習的な言葉の使用で、本来はフレアの防止である。

MZ3-010_2015010222244898f.jpg


ゴースト

レンズ面で複雑に反射を繰り返した光が画像として写ったものをゴーストと呼びます。
絞りの前後の反射で起こったゴーストは絞り羽根の形状で発生することがあります。
これもフレアの一種なので、レンズを使っているカメラすべてでおこる可能性がある。

SUPERIA033_20150102222449a70.jpg


ハレーション

フィルムのベース面で反射した光線が再び乳剤を感光させ、滲んだように拡がって
起きる現象であり、隣のコマまで影響を及ぼすこともあります。
レンズフレアと混同されることがありますが、これはフィルムの中でおこる現象なので
デジタルカメラではおこらないため区別すべきでしょう。

YUNON-003_2015010222245267e.jpg


IMGP1830.jpg


スミア

CCDを用いたカメラで周囲より極端に明るい被写体を撮影した際に、垂直、あるいは
水平方向に被写体の発光部とほぼ同じ幅の直線状に発生する白飛びする現象です。
CCDの構造に起因するCCD特有の現象であるため、CMOSを使用したカメラや、
フィルムカメラなどでは発生しません。


ココに掲載した写真は、すべてフィルムカメラで撮影したモノです。
仕事での撮影でないのであれば、こういった現象も写真の楽しみと考えたいものですね。
 
 

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